家を購入するまでの流れとは?全体像を把握して事前準備を念入りに

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家の購入を検討している人の多くは、「どのように家を探せばいいのか」「住宅ローンの申し込みはどのような手続きをするのか」といった疑問を抱えてしまいます。なぜなら、家の購入する機会は一生に何度もなく、誰もが手探りでスタートすることになるためです。この記事では、物件の探し方から物件の申し込み、物件の引き渡し完了までの一連の流れをお伝えします。日常生活では使わない不動産用語などの解説も行います。

まずは購入する家を決める

購入する家を決めるには、いくつかのコツがあります。ポイントを押さえていないといつまでたっても理想の物件には巡り合えません。後悔しない理想の家を決めるための具体的な方法についてお伝えします。

家を購入する際、一番初めに行うべき点は、自分たちが購入したい理想の家の条件を整理することです。このステップを飛ばして「とりあえず色々と物件を見てみよう」と不動産会社の人とたくさん物件を回ってみても、おそらくどの物件も「ピンとこない」、「いい物件だけど踏み切れない」といった気持ちになるだけに終わるでしょう。なぜならどんな家なのかのイメージが確立していないので、買うべきか買うべきでないかの判断基準がない状態だからです。理想の家の条件を決めるには、家族全員で話し合うことが大切です。話し合いで条件を出し切った後、出た条件を順位づけして、絶対に外せない条件と、できれば満たしたい条件を決めておきましょう。そうすればどの物件にすべきか迷った際に、例えば「駅から徒歩10分は外せないけど、床暖房はなくてもいい」といった様に物件の良し悪しがスムーズに判断できるようになります。

物件を探す

物件を探す際にまずやるべき点は、エリアを絞り込むことです。絞り込みには、予算と仕事場へのアクセスが大きなポイントとなります。物件価格は地域によっておおよその相場が決まっていて、一般的には都心から離れるほど物件価格は安価になる傾向があります。共働きであればお互いの職場への通勤時間が一つの目安です。ある程度のエリアが定まった後は、そのエリアにある物件を見学しましょう。見学前に、不動産会社の担当者に理想の物件の条件を伝えておくことで効率的に回ることができます。見学の際は気になった点は何でも担当者に質問してその場で解決しましょう。物件の見学は意外と疲れるもので何件も回ると判断力が鈍ってきます。短期間にたくさんの物件を見るのではなく、計画的な見学スケジュールを組んでおきましょう。

物件の購入を申し込む

自分や家族の条件に見合った理想的な家に巡り合えたら、次は物件購入の申し込みを行う必要があります。普段の買い物とはかなり違う、不動産を購入する際の手続きについてお伝えします。

物件が決まったら、物件購入の意思表示として、「買付証明書」を作成します。買付証明書は、購入希望者が売主に提出する書類で、物件の購入希望者が希望する物件の購入価格、手付金額、引き渡しの時期などが書かれています。購入希望者はこれを不動産仲介業者に提出して、不動産仲介業者を介して売主との価格交渉などを進めていきます。買付証明書は売買契約ではないので、買付証明書を出した後に何らかの事情で撤回しても、法的なペナルティはありません。ただし売主も時間をかけて交渉に携わっているため、しっかりと検討した上で買付証明書を提出しましょう。

住宅ローンの事前審査

住宅ローンの申し込みは、物件の購入手続きと並行して行っていきます。現在、数多くの金融機関が住宅ローンのサービスを提供しています。物件購入する前に、どの金融機関の住宅ローンを利用するのか、どのプランを選択するのかをしっかりと決めておきましょう。住宅ローンの申し込みは「事前審査」と「本審査」の2つがあり、審査基準は金融機関によって異なります。事前審査は、物件を買う前に住宅ローンの借り入れができるかを確認するためのもので、物件購入申し込みのタイミングで事前審査を申し込みます。事前審査は、金融機関によりますが3〜4営業日ほどで結果が出ます。事前審査に通らないと物件購入に進めない場合もあるので留意しましょう。

売買契約を締結する

住宅ローンの事前審査が通ったら、いよいよ売買契約の締結です。不動産の売買契約は大きなお金が動く契約であるため、慎重に進めていく必要があります。不動産売買の契約の流れについて確認していきましょう。

重要事項説明

不動産を購入する際は、購入前に必ず物件や取引の条件、その他の事項などの重要事項説明が行われます。重要事項説明は、宅地建物取引士から重要事項説明書という文書に基づいて行われ、省略することはできない手続きとなります。物件について分からない点や不安な点があれば、遠慮なく質問しましょう。特に万が一の際の契約解除の条件や違約金等については見落としがちなので注意してください。

不動産売買契約の締結

重要事項説明と売買契約は多くの場合、同じ日に行われます。重要事項の説明に納得できたら、いよいよ不動産売買契約の締結に入ります。不動産売買の契約書は重要事項説明書とは同じ内容の部分も多いですが、気を抜かずにしっかりと確認しましょう。契約書の内容について精査して、確認が終わったら署名捺印を行い、契約終了です。手付金の支払いも売買契約のタイミングで支払います。手付金は特に定めはありませんが、物件価格の5~10%が目安です。重要事項説明書・契約書には不動産に関する専門用語が多いため、できれば事前にコピーを受け取って、契約内容を吟味しておきましょう。

住宅ローンを契約する

売買契約を締結したら、住宅ローンの契約を申し込みます。住宅ローンの本審査の審査期間はどのくらいかかるのか、金銭消費貸借契約とはどのような契約なのかを確認しましょう。

住宅ローンの本審査

不動産売買契約が締結されたら正式に住宅ローンの申し込みをして、住宅ローンの本審査を受けます。本審査の審査期間は金融機関によりますが、一般的には2週間ほどかかります。

金銭消費貸借契約

住宅ローンの本審査に通れば、金銭消費貸借契約(略称:金消契約)を結びます。金銭消費貸借契約とは、住宅ローンを借りる人が金融機関からお金を借りて、そのお金を物件の購入費用として消費し、同額のお金を利息も含めて金融機関に返済するという契約で、金銭消費貸借契約を締結後に住宅ローンの融資を受けることができます。

引き渡し完了と登記手続き

住宅ローンの本審査に通った後は、いよいよ物件の引き渡しです。ここでは物件引き渡し前に行うべきことと、引き渡し日に行われる残金決済、引き渡し、不動産登記についてお伝えします。

内覧チェック

引き渡しの前に、完成した建物の状態が契約内容と違う点がないかを、物件状況報告書・付帯設備表と照らし合わせてしっかりと確認してください。契約内容と異なる部分があれば、引き渡し日までに解決してもらうように要請しましょう。

残金決済

一般的には物件の引き渡し日に合わせて残金の決済を行います。残金決済とは、手付金を引いた残りの購入金額(残金)をすべて支払うことです。残金決済は一般的に、金融機関の会議室やブース、あるいは不動産会社の一室で行われます。

引き渡し完了

残金決済が終わったら、家の鍵を受け取って引き渡しは完了です。引き渡し前には売主、買主双方で物件の最終チェックを行いましょう。

不動産登記

物件の引き渡し後に、司法書士に依頼して、不動産の所有権移転登記を行います。登記が終わればすべての不動産購入の手続きは終了です。

家の購入の流れを理解すれば物件購入は怖くない

家を購入する際に不安を感じる主な原因は、不動産の売買について十分な知識がないと感じているからです。不安なまま物件選びを始めて後悔する前に、正しい知識を身につける必要があります。

この記事では、家の探し方から物件の申し込み方法に決済と引き渡しまでの具体的な流れについてお伝えしました。家を購入するまでには、今回ご紹介したように、様々な手続きを行う必要があります。家の購入の基本的な流れを把握することで、今やるべきことが明確になり、自信を持って物件購入に臨めます。今回ご紹介した内容が、理想の家を手に入れる助けになれば幸いです。

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